前回アップした梅干し作りのその後…
梅雨明けに梅を干そうとずっと待っていたけれど、なかなか梅雨は明けず、気づけば8月…
部屋の隅に置いていた梅干しはガラス越しからは綺麗にできていたので、蓋をあけてチェック全然しておらず
梅雨も明け、いざ梅を干そうと明けてみたら…
!!!
カビ!!!
梅酢に使っていなかった赤紫蘇にまるで黒い炭の粉をふったかのようなカビが生えてました
(びっくりしすぎて、その写真を撮りそびれた…)
カビ処理後、こぼれたカビの写真はなんとか撮ることができました。
カビの写真なので、閲覧注意ということで、ちょっと下の方に載せます。
見たくない方はジャンプ

過去2回は白いカビでした。
でも今回は黒いカビ。でもいわゆる黒かびとはちがってまるで炭の粉のよう。
しかも匂いもカビというよりタンスの虫除けのような?薬っぽい匂い…
調べてみると「ススカビ」?の可能性が。
除ければ食べられるのか色々調べては見たけれど
調べれば調べるほど、本当にススカビかもわからず、結局わからない…
わかったことは
●カビの種類は多くあり、見た目や色だけでは判断できない。
●黒かびはダメと言われることが多いけれど、黒かびでも大丈夫なものとそうでないものがある
結論としては
素人判断はできない…
でも、梅自体は無傷、赤紫蘇も下の方(全体の2割くらい?)は無傷。
そして匂いも「ウッ」と体が拒絶するものではなかったので、直感的に大丈夫と判断しそのまま干すことにしました。
(真似はしないでください。完全自己責任です)
梅を瓶から出し、竹かごに並べました。
梅酢は漉して別の瓶にいれ、(普通は最後の日のみ日光に当てるけれど、今回は完全に消毒する目的で)3日間梅と一緒に干しました。
梅の番ができるお盆の3日間、運良く天候にものすごく恵まれ無事に干すことができました。

真夏の直射日光を浴びた梅酢は55度まで温度が上がっていました。

梅を干した後いつも梅酢に戻していたけれど、今回は梅酢には戻さず、乾いたまま、梅を保存用の瓶に移すことに。

食べたら、漬ける前のあの梅のフルーティな香りがかすかに残ってました。
干すことで、旨味もぐっと増してました。
酸っぱくてしょっぱいけど、体に染み込んでいくのがわかります。
今までで一番美味しくできました。
こんなにおいしくできるなら、来年もまた作りたい。
そして、来年こそカビは生やさないよう
「梅酢につかない赤紫蘇は初めから漬けない!」
という今年の教訓を生かそうと思います。
生き残った2割の赤紫蘇は、さらに細かくしてゆかりふりかけとして食べる予定です。

残った梅酢で、紅生姜にしました。それはまた次回ご紹介します。
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