「意識する」と結果が変わる

ちょっと変えてみる
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まったく同じ動作をしても「意識してする」のと「ただなんとなくする」のでは、結果がまるで違ってくる。

これは、なんとなくそう感じてる方も多いと思う。

同じ番組を見るにしてもただ、観るのと、なにか情報を得よう意識してみるのとでは見終わった後の脳が記憶してる情報量が違ってくるみたいな。

ここではもうちょっと掘り下げた、普段意識してないことにあえて意識を向けてみる話。これを実際これを体験するとちょっと不思議だしおもしろい。

日常生活で、このことに気がつく人もいらっしゃると思うけど、私はこれを合気道の稽古をしてて学んだ。

まったく同じ動作で技をかけるのにも、ただ同じ動作をただただしても全く技がかからない。

それを自分の気が相手にとおってることを「意識する」

つまり、自分の気がどこから出て相手のどこをどう通って行くのか、その道筋までしっかりと「意識する」と、体の動作は同じなのに技がびっくりするくらいかかる。

技をかけられた人はその違いが一番わかる。合気道の技が本当に決まると相手は笑い出す。(これも本当に不思議なんだけど、スパッと決まると気持ちがいいし、痛くないし、なんか笑いたくなる。)

これが合気道のおもしろいところ。文章だけじゃ全く伝わらいかもしれないけど。

私は合気道で学んだ「意識すると結果が変わる」ことは合気道に限った話ではなく日常生活で何にでも応用がきく。体的に何か動作をせずとも、いつもと「意識する場所」を変えるだけで結果がよくなる。もちろん、意識する場所や方法が違ってたら、意識しないより悪くなるんだろうけど笑

前に、相手をパンチする際(日常生活じゃありえない話だけど)、「早くパンチしようと思う」より「相手にパンチした後素早く引くつもりでパンチする」と後者の方が圧倒的に早くパンチできる話を書いた。

これも、意識の方向を「相手にパンチする」から「パンチした手を引く」に変えてる。

大抵の人は、パンチをするとき引くときのスピードなんかに意識しない。つまり引くときは無意識的に引いてる。あえてソコを意識する。

例えば電話で話をするときも、相手のことをイメージして話すだけで(相手に意識を向けるということ)相手の話のトーンが変わってきたりする。

電話してるんだから、相手に意識が言ってて当然なんだけど。

ここで意識するというのは、相手がどんな気持ちでどんな表情で話してるんだろう?って思いながら聞いてみる。そうすると、なぜか会話がスムーズに運ぶことが多い。

電話に限らず、直接話すときもそう。電話だと声だけだからイメージするには帰って電話の方が向けやすい。

例えば料理

料理もただ「作業」として、切ったり、こねたりするとそれなりの料理しかできない。もちろん、それで美味しく作れる人はたくさんいるけど、さらに美味しくなるコツ。

「とにかく美味しく作るんだ!」っていう意識で作ると不思議。別にふだんと変わらない作り方で作っても味が違う。なんか美味しいって感じるし、食べると元気になる。

数値的にこれくらい違うよ!って示せたらわかりやすいんだけど…

でも、確実に味が変わる。

毎日外食食べてると胃腸が疲れるのは、このせいもあるのかなと思う。

家だと、例えば家族のことを思いながら作るとか大切な人のために作るとか、とにかく美味しいものが食べたい自分のためのときもあると思うけど、とにかく食べる特定の人のことを「意識」して作るからより優しい味になるんじゃないかな。

外食でも、プロの料理人さんが、プロの技術で作る。もちろん、お客さんに喜んでもらいたいと作ってるはずだけど、あくまで不特定多数のお客さんで、「特定の誰か」のためじゃない。

だから意識も多くの人に合わせた意識になるから、美味しいけど、毎日食べると疲れちゃうかな。と思う。

話がとりとめなくなってきたけど、要は「普段意識しないことを意識する」

難しくてカンタンで、カンタンなようで難しい… ことだけど機会があったらお試しを!

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