竹のぬか床

びっくりしたこと
Pocket

発酵食品大好き。

お味噌や塩麹、発酵レモン等、発酵食品を作るのは、本当に楽しい。

でも、どうしてもなかなか手を出せなかった発酵食品がある。

ぬか床。

ぬか漬けは好きだけど、ぬか床のあの匂いと毎日かき混ぜなければならない手間が、どうしても壁になってなかなか始める気にならなかった。

ひょんなことがきっかけで、お米のぬかに、竹の粉を混ぜて作るという竹のぬか床を教えていただく機会を得た。

竹の粉の効果で、匂いがなく、毎日のかき混ぜも不要ということで、それならば、私にもできるかもと早速挑戦。

竹ぬか床は、楽天市場で購入。キットに入っているのは煎ったぬか床、竹の粉と説明書のみ。

竹ぬか床(かぐや漬けの素)

まずは、ぬかと竹の粉をよく混ぜ、湯冷ましした塩水を加えていく。唐辛子、昆布なども加えていく。

竹の粉

捨て野菜として、野菜の皮などをつける。

空気を出すようにして仕込み完了。

最初の数日は発酵させるために、あえて常温で保存した。

3日後、捨て野菜の様子をみてみた。

常温だけど、へんな匂いはない。発酵の匂いは少しだけするけど、臭くはなかった。

捨て漬け野菜を取り出すとこんな感じ。どのくらい使っているのか確かめたく、少しかじってみたら…

人参の皮、ゴーヤやナスのヘタなど

おいしい…

一般的にぬか床を初めから仕込むと、最初の何回かはくず野菜を漬けて、ぬか床の発酵を促して育てていくが、この竹のぬか床は最初の1回目から、すでにぬか漬けができていた。

捨て漬けなので食べるつもりなかったけど、あまりにおいしくて全部食べてしまった。 

こんなにおいしく漬かるならと、早速いろんな野菜をつけた。

ぬか床がすでに発酵してるので、2回目からは冷蔵庫に入れた。

きゅうりはだいたい1日で。人参やナスは大きさにもよるけど、数日置いたほうがより漬かる。

どの野菜も、風味がより深くフルーティ。

きゅうりはフルーティな味になるとメロン味になる。流石にメロンみたいな甘さはないけど、風味がメロンで、味が深くてとっても美味しかった。

人参は甘みがより強くなる。

ナスもより風味が増してておいしい。

それからは、ほぼ毎日なんかしらの野菜を漬けている。

竹が入っているので、野菜をぬか床から出した時、ぬかが野菜に付きづらいのもいい。

冷蔵庫に入れているせいもあるけど、とにかくぬか床のあの嫌な匂いは全くない。毎日混ぜなくてもいい。

竹ぬか床、いろんな理由でぬか床躊躇してる人はもちろん、ぬか床をすでに持ってる人にもおすすめ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました