昔から自己肯定感が極端に低く、いつもどこかに劣等感を感じていました。
自己肯定感を上げることが大切だとよく言われ、頭ではわかっていましたが、心からそう思えることはありませんでした。ほんの数週間前まで。
なぜ、自己肯定ができるようになったのか。
感覚的にこれだと思うのは、前に紹介した「ナンバ歩き」です。
自分でも「なんでナンバ歩きで?」っと思いますが、この数週間ナンバ歩きをして、体の中心軸が練り出されてから、心の持ちようというか、根拠のない自信が体の底から湧いて出てくるようになりました。
「自分は存在していい」と思えたり、「何事もきっとなんとかなる」という感覚。
こんな感覚、生まれて初めてですが、すごく新鮮で心地いいです。
今までは他人の目が気になってビクビク(といったら大げさですが、多かれ少なかれこんな心持ち)してましたが、妙に吹っ切れたというか、もう他人にどう思われようと、今のありのままの自分を認められるといった気持ちへと変化しました。
それが、「そう思わなきゃ」という理論で思おうとしているのではなく、心から湧いてくる気持ちとしてあるのが、今までとの違いです。
ありのままの自分を受け入れることができたら、自分を好きになることができました。
でも、それはいわゆる「ナルシスト」のそれとはちょっと違います。
自分を客観視できるようになったというか…
一人称の自分ではなく、三人称の自分として好きになれたという表現のほうが近いかもしれません。
自分を客観視できるからこそ、受け入れられたんだと思います。他人を思う感覚で、冷静に見られる。そして友人のいいところを見つけるようにいいところが見つけられ、好感が持てる。だから、自信も持てる…
面白いことに、自分を他人としてみられるようになると、他人を自分のこととしても思えるようになりました。こうしたら嬉しいだろうとか、今こんな気持ちかなとか。他人の出すシグナルにも敏感になり、声を掛けることも増えました。
前より周りの人たちも愛おしくみられる感じがします。
すると不思議なことに、心に余裕が生まれて、感情に100%振り回されることがなくなりました。特にネガティブな感情。どこかでいつも冷静な私が客観的に見てる感覚です。
怒ったり、嫌な気持ちになっても、どこか冷めてるから、気持ちに余裕が生まれるので、とにかくラクです。
こう思えるようになってから、すごく生きやすくなりました。
そして、やっとわかりました。
自分を受け入れる感覚は、頭でいくらそう思っても、願っても出来ないこと。理屈じゃない。頭ではなく、体から生まれてくるものだと。
その感覚は、身体が教えてくれる。
今、身体と潜在意識が素直にひとつになってる感覚がします。
前は身体と潜在意識はねじれた関係にありました。その自覚は全くなかったですが。でも、こうして「ねじれ」がとれた今、前が「ねじれていた」ことに気がつきました。
身体にも意識や意図や思いがあるということがわかり、それを素直に出せるようになりました。それは自分が素直になることにも繋がっていて、自分をより表現しやすくなりました。
だから、今生きているのが楽しいし、ラクになったんだと思います。
「ナンバ歩きで、そんなに変わる??」と思いたくなるくらい、私自身、今でも信じられないですが。
ただ言えるのは、心と体は繋がっている。でも頭では心は変えられないが、体を動かすことで心は変えられる。そして体は頭で動かせること。
なぞなぞみたいですが、ようは、頭でコントロールできる体をつかって、心を変えようってことです…
つまり、体をちゃんと動かせば、心もちゃんと動く
ナンバ歩きをすると私の場合、こんな変化が見られました。
身体の中心軸ができる
⬇️
体の歪みがとれて全身のバランスが良くなる
⬇️
地に足がつく(文字通りしっかり足が付く感覚があります)
⬇️
重心が下にいって、精神が落ち着く(デンっと立てるようになる)
⬇️
根拠のない自信が湧いてくる
⬇️
自己肯定感がもてる
こんな感じの順番で心のバランスがとれていったのだと感じてます。
心や気持ちをいくら変えようと思っても、それは表面的なことでしか変わりません。
ある程度思い通りに動かせる体を使って心を変えます。
そこで、ナンバ歩き。ただ、歩き方を変えるだけだから、特別な練習時間も場所も不要。
向き不向きはあるのかもしれませんが、ここまで、速攻で効果がでるのは、私が知る限りないです。だからこそ、この記事を読んだ人には、ぜひ一度試してみてほしいです。(たとえ失敗しても損失ゼロですし)
歩くのが、そして人生がより楽しく感じられるきっかけになったら、嬉しいです。^^
ナンバ歩きの基本
ちょっと詳しい解説
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