前からずっと、気になっていた「おひつ」
今は1日に一回、しかも一回分しかごはん炊かないので、おひつは、正直あまり必要ない。
ミニマリスト的な立場から言うと、要らないもの。笑
でも…
圧力鍋の中で蒸らしたご飯は少し水分多めで、「おひつ」に入れていたらいい感じになるんだろうなぁ…と思うようになり、数ヶ月悩んで、やっぱり買いました。
本当は、塗りなしのものを買いたかったんですが、値段的にかなり高価だったのと、手入れの自信がなかったので、今回は漆塗りのおひつを買いました。

曲げわっぱは海外製で、漆塗り加工のみ日本。なのでかなりリーズナブルなお値段で買えました。
漆の匂いもあまりしなかったので、初回から、ニオイを気にせず使えました。
ご飯が炊けたら、早速、おひつにあける。
私の場合、10分もしないで、食べちゃいますが、やっぱりこの一手間で、ご飯が本当に美味しくなりました。

少し水分多めで炊いてしまったときも、木が調整してくれているのか、おひつから出したごはんは、絶妙の水分加減になってます。
何より、おひつからご飯をよそうその行為が、気持ちに余裕を持たせてくれると言うか、それだけで少し幸せになれると言うか…
今までの人生でおひつを使った経験してないんですが、何か懐かしい感じもするんです。なんなんでしょうこの感覚。
朝炊いたごはんをおひつに入れ、夜に食べても、お弁当に入ってるごはんのように、きっと美味しい冷やご飯なのだろうなと思います。(今は1日1食中なのでできてないですが)
炊飯器などがなかった時代、ご飯はまとめて炊いて、昼と夜は冷えたご飯だったとどこかで読んだことがあります。
冷えご飯でも、おいしい冷やご飯なら、ぜんぜん残り物感ないし(炊きたてごはんとは全く別の美味しさがあります)、昔の人の知恵って本当にすごいなーと改めてまた思いました。
今は温暖化で9月になっても、まだ気温が高いので、朝炊いたご飯を常温で置いていたら悪くなりそうですが、もう少し涼しくなってきたら、朝炊いておひつに入れておこうかな。
買う前は、ここまで「おひつ」に対して思うことがあるなんて思いませんでしたが、今は買って本当に良かったですし、周りにもおすすめしたいです。
ちなみにわたしが買った「おひつ」は一人用のですが、この大きさなら二人分も余裕で入ります。

まだしてないですが、丼やお弁当箱として使うのもありなのかなとも思ってます。
ごはん好きな方、よかったら試してみてください。
ごはんの楽しみがよりいっそう増えます(*˘︶˘*)✨

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