先日、たまたま訪れたお店で出会った和ろうそく。
本多木蝋工業所さんの和ろうそくが素敵だったので、ご紹介。
ハゼの実から蝋を搾り取って作られているろうそく。和ろうそくを作っているところは他にもありますが、ここは、日本で唯一薬品の入っていない昔ながらのろうそくだそうです。
そんなん聞くと、応援したくなりますよね!
「和ろうそくも、よく見かける西洋のろうそくも同じでしょ?」って思いがちですが、
日本の和ろうそくは、芯にも空気が入ることによりよく燃えて、ちょっとした風にも耐えて消えにくいそうです。また、炎も絶妙な揺らめきで癒し効果も。
そして、ここのろうそくはハゼのほのかな香りがして、心にも体にもいい。
ろうそくの大きさによって燃焼時間が違っていて、それが昔はタイマーの役割も果たしていたそうです。例えば2時間で消えるろうそくならば、ろうそくが消えるまで宴会があり、消えたらお開きのような。
時計がない時代の昔の知恵ですね。
日本古来で使われていたものは、本当に何をとっても質が高く、無駄がないなーと改めてまた思いました。昔の日本人、本当にすごい。
HPからも購入できるみたいなので、気になる方は是非〜。
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